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2015年11月

2015年11月25日 (水)

夕日に染まる円月島

夕日に染まる円月島
夕日に染まる円月島
南紀白浜から戻りました。相変わらず夕刻の円月島はカップルがいっぱいだった。

さて、ちょうど白浜朝市をやっていたので朝から見学、温泉、そして日中はダイビング、夜はクエ鍋と盛りだくさんに堪能。

白浜の朝市は観光客をあまり意識していないというか、商売っけが無いというか、まぁそこがかえってホノボノとして良いと言えばよいね。
お店っつーか、売ってるものも、ミカンとパンと鮮魚と干物。書くとこれだけ?と思うが実際これだけ。

でもその中に一際輝く虎柄のものが。そりゃぁウツボ。地元では定番の郷土食で竜田揚げや佃煮みたいにしていただくようで。
一番のおすすめの食べ方は『すき焼き』?!身と皮の間には非常に良質のゼラチン質があるため、
『プルんプルんで最高にうまいで』と教えてもらいました。わたしも竜田揚げは食べたことがあるのですがすき焼きは無い! 
是非食べてみたい。朝市ではちゃんとそれように、骨抜き処理したウツボが売られてるし。(ウツボは小骨が多いから)

夜は夜でクエを頂くために、”大皿料理ま〜る”に予約をして挑みます?!。
「クエって何?」と言うあなたは一つ前のブログ記事をご覧あれ。

と言うことで、あなたがもし白浜に行くなら、一日は宿の夕食無しにしてこの”大皿料理ま〜る”に行くのをお勧めする。
白浜の美味しいところをグッと凝縮して頂けるし、お酒も地元のものを沢山おいてる。クエ鍋も1人前からってのがいいね。

なんか食べ物の話ばっかりになったけど、最後にもう一つ食べ物の話。
お土産の定番が「かげろう」と言う福菱さんのお菓子。周りはフワッと溶ける生地で、中にクリームが入ってます。お土産だから日持ちもするので良いのですが、ななんと!
今回初めて知ったのが、
「生かげろう」!!!
本店だけで売ってるらしく、行くと確かに「生かげろう」が限定1個100円で売ってました。
早速頂くと、この「生かげろう」はクリームが生クリームバージョンになってるわけ。
はっきり言ってこれはうまい!白浜に行ったら毎回食べたい。新たな白浜の魅力を知ったのであります。

というわけで、来年三月春分の日に、夕日に染まる円月島をめざし、ウツボのすき焼きと生かげろうを楽しみに、再び南紀白浜へ。
白浜参加者の声

2015年11月20日 (金)

今日の夜から円月島

今日の夜から円月島
本日夜から南紀白浜へ向け出発です。
9時くらいに出て、のんびり走り、早朝に真っ白な白良浜に到着。あなたは南紀白浜行ったこと有る?
そりゃ〜もう、あの白良浜見たときは感動したよ。ほんとにほんとーに、真っ白だ。今まで見たどこよりも真っ白な砂浜の気がする。

朝着くともう一つ楽しみがあるんだよね。
それは早朝入浴。ありがたいことに白浜は早朝から温泉に入れる。しかも300円だ。その時間に入りに来るのは地元のおっちゃん達。
このおっちゃん達の湯船での会話がまたオモロいんだよね。こう、ノリ突っ込み的なね、さすが関西。
笑わせてもらったら後日報告します。

南紀白浜へはもちろんダイビングに行くんだけど、楽しみはそれ以外にもタンマリある。温泉、景勝地の円月島、三段壁、、そして反対卵にサンマ寿司、ジャバラ。
とにかく白浜は狭いエリアに見所、遊びどころ、味処がギュッと詰まってるのがいい。

とか何とか言っても、参加者の最大の楽しみは、どうやらあれらしい。そうそうアレだよ・・・

クエ(九絵)

九州ではアラ、関東ではモロコ。ハタ科の大型種。
「一番うまい魚は」の質問に、いろいろな魚をあげる漁師、釣り師がいれど、煮ても焼いてもコレ一番の呼び声が高いのがクエ。と言われるこの魚。
そのクエを頂けるとあってみなさん楽しみにしているみたい。

昨日も現地と連絡していたら、
『今日、クエの水揚げ有りました。確保しておきますわ。少し小ぶりやからカマ焼きとかアラ煮もいきますか。』なんて話があったからなおさら。

まぁそんな感じで白浜は水中も陸も楽しみ。
帰ったら又報告します。


追伸、
画像は先日南房総で撮影したクエの水中写真。
風格あるね!

2015年11月10日 (火)

もうすぐ・・

もうすぐ・・
来月は弊社のクリスマスパーティー。毎年恒例の行事。ここ数年は品川の船清さんの屋形船を利用しています。
理由は、たぶんお客さんが屋形船に乗ることが1年でこの時しかないと思うから。
どうですかね? あなたは今年屋形船に乗りましたか? たぶん、たぶん NO ですよね。
それともう一つは自分のオフクロさんも東京の屋形船だったら乗ってみたいと思うだろうなぁと言うのが理由。

そんな訳で今年は金沢のオフクロも誘ってみた。北陸新幹線にもまだ乗ってないようだし、東京見物も兼ねてどうかなと思って。すると・・

案外乗り気。て言うか来る気満々だ。近所に姉が住んでるんだけど姉も誘って来る気配である。
そんな姉からハイテンションでメールが来たんだけどこれが笑えるのですよ・・・

以下メール内容
『ばあちゃんから聞いたわ、屋形船の話(笑)おもしろそうや。6時の新幹線かがやき乗れば8時30分に東京着くけど品川までどんだけかかる?船に間に合う?』

『どうせなら新幹線のグランクラスに乗ろうかと、、、東京なんて31年ぶりねんけど、駅の仕組みわかるか心配、、』

とこんな感じで楽しそう。そして肝心の笑える部分

『、、冬に船乗るなんて凄いね。しかも12月なんに太陽でるん?ここらじゃ冬にほんなもん乗れば耳ちぎれるは、、、』

まぁこのあとどんな服装がいいとかの話が続くのだが、どうやら姉は間違っているらしい。
彼女の冬のイメージは、どんより空、そして吹雪き、海は荒れ放題、なのである。まぁ金沢の漁師の娘ですから。そこで屋形船の構造と東京の冬空の説明をしてやりました。すると・・・

『あぶなかった〜、耳当て持って行かないとと思ってった』

どうやら寒風吹きすさぶ冬空を屋根だけの船で疾走すると思っていたようで。

そんなクリスマスパーティーを島旅好きのメンバー、弊社のファンに集まっていただいて毎年開催してる。その年で場所や参加人数も様々、気持ち的には50人くらいでやりたいんだけど、今年は20名ほどでしょうか。

この参加者を少ないと考えるかどうかは別として、紛れもなくこの会は自分の通信簿だと思う。

その理由は、

『何をおいても参加する!』そんなファンが一人でも多くいる事が何よりも大事だから。

前にラジオ番組で松山千春が話していたんだけど、
『、、コンサートやるっていったらやるんだよ。何人でもいいんだよな、例え100人でも10人でも、5人でも。集まんなかったから延期にしますって、じゃあ、いま集まった奴らはファンじゃないのかよってなぁ、』

松山千春ではないけれど、集まって頂くファンの方々に心から感謝しつつ行動で表したいと思っています。
そう言えばこの千春と同じ事を会長が話してたなぁ。(その時の話はコチラを会長の話)
いい加減で思いつきで行動する会長ですが、物の本質をとらえる発言がたま〜にあって、やっぱ凄い。

今年のクリスマスはその会長が亡くなった年になる・・・
例年にも増してファンの大切さを説かれているようだ。

2015年11月 2日 (月)

あの島とこの島、似てる?

あの島とこの島、似てる?
前々から思ってたことなんだけど、共通点があると思う。何の共通点かというとあの島とこの島の共通点。
スッゴくざっくり言うと、『小さくて丸い島の周りにはイルカが住んでる』。

なんだか文にするとあまりにもざっくりしすぎて、ちょっといい加減な感じに聞こえるね。では似てる島は何処と何処なのかと言うと、利島と御蔵島だ。
両方とも上から見ると小さくて丸い島で、その周りには野生のイルカが住み着いてる。

『小さくて丸い』だけじゃ島に住んでる人たちに余りにも失礼なのでもう少し詳しく話すね。

東京から南に140kmにある利島の人口は約340人。面積は4.1平方kで標高508mの宮塚山がある。小さいわりには(すんません)意外に高い山がある。だから船で近づくと円錐系と言うかおにぎり見たいに見える。

御蔵島は、東京から200kmの原生林に覆われた人口約340人の島。標高851mの御山が聳える。面積は少し大きくて、20平方kだ。

この2つの島の周りにはイルカが生息する。イルカに良く会う島はあっても、住み着いている島はそうは無い。まずイルカの餌が豊富で水質が良く、そして何よりも人間が危害を加えないことだと思う。

利島も御蔵島も人口が多くなく、島にホテルなどの大型施設は一切無い。当然生活排水による汚染も考えられ無いわけだね。
又、漁業という観点ではイルカは害獣に当たるけど、両島ともドルフィンスイムを観光とし、積極的に取り組んでいる。つまりイルカは観光資源にあたり、守られるべき自然景観の一部になる。

このように共通点はあるけど、もちろん違うこともある。利島は水不足に悩み、御蔵島は水が豊富だって事。

それを知ったのは神津島に行ったときのこと。
港近くにとてもおもしろいモニュメントがあってね、たしかタイトルが、『伊豆七島水わけ会議』だったと思う。

伊豆七島のそれぞれの神様がその年の水わけ(水の配分を決める)会議に集まることになった。島は水不足の問題が付き物。大切な水資源を分配する会議に、なんと遅刻した神様がいる!。

遅刻したのは利島の神様。それも遅刻の理由が昼寝。

モニュメント(石像?)にも利島の神様が昼寝しているところが描かれている。そんなわけで、利島はいつも水不足の問題があると言うこと。対して御蔵島は原生林に覆われ、島では珍しく水が豊富である。

実はこの2つの島が似てるって最初は思わなかったんだよね。そう思ったのはもう一つの島に行ったことが決定打。

それは豆南諸島の鳥島。
豆南諸島は伊豆七島のさらに南の島々。

鳥島ってのはネットで検索しても分かるとおり、幾つかある。たぶん沖の鳥島、南鳥島、硫黄鳥島なんてのが検索で出てくるんじゃないかな。それ以外にも実はたくさんある。鳥が沢山居るからこの名前が付いたんだろうから日本全国に多いわけ。
んで、他の鳥島と区別するため伊豆鳥島と呼ばれる。

この島がまた似てるんだよね。
鳥島の面積は4.79平方kで、活火山の硫黄山394mがある。そしてここもイルカが住んでるんだよ!!やっぱ小さくて丸い島だ!。
ただし鳥島は東京から南へ582kmもあり、無人島である。無人島だから航路があるわけでもないので極めて行きづらい。

船をチャーターして初めて鳥島に行ったとき、付いたのは夕方だったからダイビングは翌日からにして、のんびり釣りでもとなった。するといきなり黒い背中をした大きな物体が水面に現れたのには驚いた。
翌朝、船で島を回ると何処からともなくイルカがやってくる。どうやら島の周りに住み着いているようだ。

この時に思ったんだよね。『御蔵島も利島も鳥島もにてるなぁ〜』と。

イルカは小さくて丸い島がお気に入りなんだろう。

追伸》チャーター船と言うと聞こえはいいが、大きめの漁船だから。船長は康兄ぃ。

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