
今日は[ゆったり島旅]的な話は何もない。どこの島の話も出てこないから。では何の話し方と言えば、島旅にあなたをお連れするスタッフのお話。
ゆったり島旅的な話しは何もないけど、もしあなたがお店をやっているとか、店長さんだとか、はたまた愛想の良い美容師に胸なんかトキメいていたり?したなら、読む価値はあるかも。
当たり前だけど、どこのお店にも会社にも店員さんて居ると思う。それを従業員と呼ぼうが店員さんと呼ぼうが、パートナーと呼ぼうがそんなことはどうでもいい。要はスタッフだね。
ウチのお店のことを前にサクッと語ったけど(こちらの記事も知恵がないからお金をかける)、ウチでは店員はインストラクターになる。でもこれも同じだと思う。スタイリスト、アドバイザー、セールスマネージャーやファイナンシャルなんちゃら、、、、横文字だろうが縦文字だろうが変わんないね。ウチでは島旅にご案内したり、お誘いしたりする仕事も担当します。
スタッフって言っても私もお店にいるし、経営者っっていったってこんな小さいお店は社長だからとふんぞり返っていられるわけがない。だからお店やお客さんからすると私もスタッフ、店員だね。
そこで、どんなスタッフがいいのかをちょっと考えてみる。でもこれって簡単そうだけど難しい。あなたから見て良いスタッフなのか、お店からみて良いスタッフなのか微妙だよね。
今までそれなりに年数をこの仕事でこなしてきたから、沢山のスタッフと仕事をしたことになる。色んなスタッフが居たぁ。
・「好かれるスタッフ」
とにかくお客さんが集まってくる。この子がいれば平日には仕事帰りに島旅の予定を見に来店。週末はお土産もって遊びに。お店に特に用事がない時でもお客さんが来てくれる。
お店にとってこれは凄い威力だ。やっぱりなんだかんだ言ってお店に頻繁に来てくれれば島旅の予定見て
、『よし今度はあそこに行こう!』と言う話になる。新しいお客さんの紹介をもらうのが上手なのもこの手のスタッフ。天然系の聞き上手な女性スタッフがこれでしょうかね。
・[売るスタッフ]
実際お店にとってこれほど驚異的なパワーを示せるスタッフは他には無いかも知れない。結局数字だ。綺麗事言ったってこれには勝てない。お客さんも納得したから買うわけで、そのプロセス考えてもお客さんの立場に立った提案や導きがあるからこそ売れるわけだもんね。どこでも歓迎される人材ですよ。
年下には兄貴分、年上には弟のように慕われ目標をしっかり持っている。体育会計イケメンが多いかな。
とまぁこの手のスタッフはどこの経営者も欲しいのではないかな。実際わたしも欲しいもん。いつもお客さんでにぎわっている店、売り上げがバンバン上がる店、そんな店になる理由はやっぱり働く人のパワーによるところがなんと言っても大きいと思う。
でもね、この「好かれるスタッフ」や「売るスタッフ」が最強かって言うと、そうでもない気がする。最近気づいたんだけどね、これより上のクラスのスタッフ。
・「信頼されるスタッフ」。
なんだか文字にすると安直な気もするが、これ簡単な事ではない。言ってみれば「好かれるスタッフ」も「売るスタッフ」も短期的なんだと思う。そして一定のトレーニングを経れば育ってくる。企業なんかでも新人トレーニングやセールストレーニングなんかの研修があるでしょ、あれなんかだいたい販売力やお客さんに嫌われないための研修だよね。
でもお店が一番に求めているのは信頼される事じゃなかろうか。ぶっちゃけこの様にさえお客さんに支持されれば後は何にも要らない。
ところが、この「信頼されるスタッフ」はトレーニングでどうこうなるものでもない。結果として信頼されるわけで、『信頼されるスタッフを目指そう!』と考えること自体そもそもズレてる。色々なことの積み重ねにおいて信頼されるわけですね。
じゃあどんなタイプが信頼されるのか?
一言で言えば・・・[キチっとした人]。
掃除、挨拶、身だしなみ、言葉遣い、姿勢、、、、こう言った誰でも知っていることをキチっと身につけている人なんだと思う。こう言ったことを身につけている人は時間管理やルール尊守も当然ながらしっかりしている。この一見簡単なようでやり抜こうとすると大変な事を身につけている人が信頼されるのだろうね。思うに後からじゃあ、なかなか身につかないシロモノだ。
短期的にやるのはそんなに難しいことではない。こんなわたしだって一ヶ月くらいなら「今日からキチッとするキャンペーン」を張ればできる気がするもん。でも「やり抜く」となると、大変だ。
あなたはどうだろう?、あなた自身やあなたの身の回りにキチっとした信頼される人って居ますか?
人は私も含め、何でも「手っ取り早く簡単に手に入れたい」と思うもの。でも信頼だけは無理。
でもこの手のタイプはなかなか理解されないかもしれない。言ってみれば「好かれるスタッフ」「売るスタッフ」は外面的なもので分かりやすいし、結果が直ぐでるから。これに対し「信頼されるスタッフ」は取り組む姿勢の問題だから、派手さも無くわかりにくく、すぐには結果がでない。間違いなく超少数派で貴重な人材であるはずなのに。
追伸》
秋は島旅にいい