島の話『7』と『9』の不思議
関東人にとって一番なじみのある島旅と言ったら、やはり伊豆諸島ではないでしょうか。
どこからどこまでを伊豆諸島というかとか、大きさやその人口に関してはどうぞウィキペディアを参照下さいね。
自慢では無いですが、わたし、熱海から伊豆諸島をぜ〜んぶ見て回ったことがあります。見て回ったというか通ったですね。
ほら、何度かお話しした孀婦岩遠征の時のことです。
熱海を出て、大島、利島、新島と順々に見えてくるんですがコレが島々を見てるだけで楽しい楽しい。大きな客船で向かったわけでなく、言ってみれば漁船。だから余計に海と島と距離が近くてね。
で、有ることに気づくんですね。
『結構いっぱい島が有るじゃない』って事に。
そうなんですよね。だいたい「伊豆七島」と言いますが、もっともっとたくさん島はあります。今現在有人、つまり人が暮らしている島だけでも「伊豆9島」有ります。
挙げてみますね。
大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、御蔵島、八丈島、そして青ヶ島と。ね、『9』島あるでしょ。
でね、今日話すのがその島々の近くにはこれまた小さな島が有るんですよ。ちょうど地球と月の関係のようにすてきな「月の島」が沢山存在します。
中には昔は人が住んでいた「月の島」も有れば、有史以来無人島と言うのもあります。
まず利島のすぐ南には「鵜渡根島」が有ります。ここには明治頃まで人がすんでいたようです。今はイルカが住み着いていますね。
新島の南西には「地内島」。よく潜りに行きました。東には「早島」が有ります。
神津島の回りはさらに魅力的な島々が。東に「祇苗島(タダナエ)」、西南西5キロに「恩馳島(オンバセ)」が有ります。このまま浅瀬が銭洲群島まで続くわけですね。
残念ながら銭洲は低い低い岩、だから相当近づかないと見えません。ただし三宅島まで来るとさらに険しい島が見えてきます。
大野原島。通称三本岳。さらにその沖合、御蔵島の南西には「藺難波島(イナンバ)」がそびえ立ちます。カッコイイ〜♪
ここまで誰も反応していないでしょうねぇ、わかります。全く興味ないのが。だからこのまま孀婦岩まで続けるととんでもないことになるのでこの辺にしておきます。
要は、色々な島が有るんですよ!!てこと
いや〜、今度久々に熱海から利島にチャーターボートで遠征するから、ついついね。
昔はこれらの島々に、気合いを込めて向かったものです。また行って見たくなった!!
画像は八丈島の「月の島」、「八丈小島」。
ここは昭和40年代まで有人でした。今でも上陸すると住居跡が確認できます。