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2015年4月 9日 (木)

大島の思い出

大島の思い出
大島と言ったら、日本全国に沢山ありますね。今日のお話は伊豆七島の大島のこと。その大島の野田浜園さんには足を向けて寝れない!と言う話です。

今月の25〜26日でも一泊二日で大島に行きます。もちろん宿泊は野田浜園さん。その野田浜園さんにとてもとてもお世話になった話なんですが、わたしにとってはどちらかと言うと、苦い思い出。

何年前だろ?15年くらいかな? そのころ大島のお隣、利島に良く行きました。利島は大島に比べとても小さく、観光なんかする所もなく、お店すらない小さな島です。んじゃなぜそこに通ったかと言うと、、、イルカちゃんです。

利島の周りに、離れイルカ(ハーミットドルフィン)が住み着いていて、とてもフレンドリーに遊んでくれます。船を出して島の周りを回ると直ぐに集まってきて、海に飛び込もうものなら、もう、すり寄ってくるがごとく、『遊んで遊んで〜』って感じでイルカさんがやってきます。そりゃもうお客さん達その愛くるしさにイチコロでした。

国内でドルフィンスイムの出来るところは、小笠原諸島、御蔵島が有名ですが、そのどちらと比較しても利島のイルカ達は圧倒的にフレンドリーだったんです。

でも良いことばかりではありません。
利島は小さな島に港が1カ所。天然の良港ではなく、桟橋を延ばして作ったためとても風に弱い。つまり、直ぐに欠航するんです。

東京竹芝桟橋を出港するとき、案内板に[利島条件付き]の文字が無いときは殆どないのではないか、と思うほど危うい。実際この航路では、大島→利島→新島→式根島→神津島と寄港しますが、利島だけ接岸しないこともあります。

何度も経験しましたが、東海汽船で大島到着前に利島の民宿に電話して様子を聞きます。もちろん船のスタッフにも確認。そのどちらもの返答が利島接岸の可能性が引くかったりしたら、、、大島で下船するです。

もうこうなると大慌てですよ。荷物を急遽まとめて降りる支度をゲストに伝え、野田浜園さんにも謝りながら連絡。ちなみに朝の4時半位にです。

こんな時も、慌てずいつもニコニコ港に迎えに着てくれ、『大変だったねぇ。まぁゆっくりして』と言ってくれるのが野田浜園さんです。

しかも、話はこれで終わらず、翌日も『利島にチャレンジしたい!』と言うゲストの声に答えて次の日また早朝から港に送ってもらいます。

そして、極めつけ、、

ここまでして乗船直前に『利島は接岸しません』と。。。
するとまた野田浜園さんのバスで民宿に戻り、朝ご飯を頂きます。(こう言うときはゲストの心はイルカ一色で、残念な空気が充満してました)

なんか今書いてても申し訳なくなってきた。

こんな感じで野田浜園さんとのお付き合いは、大島ツアーとして宿泊する以外に、利島ツアーにもかかわらずいきなり!と言うときもお世話になるわけです。

ありがたや、ありがたや

実はこれ以外にもほろ苦い思い出でが大島にあります。


それは豆南諸島を目指したときの話。
豆南諸島は、伊豆七島と小笠原諸島の間にある無人の島と岩礁。特にその中でも最南端の孀婦岩(ソウフ岩)を目指したときの事です。


その時のお話はまたこの次に。

《追伸》
最近また利島にイルカ達が戻ってきました。10頭近いイルカが島の回りに住み着いている様です。現地に連絡して聞いてみたところ、かなりの確率で遊んでくれるようです。また企画考えようかな。

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