温泉ばあちゃん!の巻
先日は久しぶりの初島。
でしたが、わたしは島に渡らずに熱海。
そして、その熱海で、すごい人に会ったんです!!
なんて言うと、「なになに芸能人?」と勘違いする人がいるかもしれないので最初に断っておく。有名人ではありません。でもこれから有名になったりして・・・
その日は熱海での初心者ダイビング講習とベテラン初島ダイビング組に別れました(わたしは初心者講習担当)。講習終わって初島組が14:50の船、イルドバカンス号で戻るまで随分時間があります。そこで熱海観光に出発。
ベタですが経路はこうです。
蒲鉾練り物の山田屋(ここはその場で練り物を揚げてくれます。)
↓
和菓子の石舟庵(季節のプリンが美味しい。今はおさつプリン。売り切れだった)
↓
小沢の湯(温泉卵が作れます)
↓
間欠泉(すごい人にここで出会う!!)
↓
湯前神社
↓
目の湯
↓
豆腐屋(名前忘れた。豆乳飲めます。)
↓
常盤木ようかん(イケメン風を気取った店主とのことです)
さて、それでは本題の温泉ばぁちゃんの巻
間欠泉で『大正時代までは世界三大間欠泉だったらしいよ』と説明していると、突然!品のいいカッコウしたバアサンが声をかけてきます。
『あんたら東京から来たの』
「は、はい」
『そう、良かったねぇ』
「・・?」
『あのね、ここに来たらいいこと教えてあげる。この先の神社の所にいい温泉が出てるよ。ほんと。ここらでは一番いい源泉。ほかとは違うから。もう手とか顔とか付けるとスベスベでね』
『ほら!ほら!』(バアサン手を自慢する)
『わたしこの近所に住んでるの。毎日くる。ホントだよ』
とここまで温泉バアサン一気に話します。
「わかりました〜、、」
『絶対行きな。みんなここまで来て引き返しちゃうんだから。この先がいいのに。』
もの凄いお勧めなので、「んじゃ行きますか。」、「でも神社のお湯って熱湯くらい熱いんだよなぁ」と言いながら湯前神社へ。
すると、
神社に温泉バアサン待ちかまえてる
『ほら、ここここ。』
はいはいわかってますよ。と恐る恐る手を入れる。
「熱っっっつーーー!!」熱いの何のって
するとバアサン
『そこじゃないよ!そんな溜まってる所じゃ効き目がないから。流れてきてる所に入れないと!!』
いやいやバアサンそりゃ無理でしょうよ。だってあなたそこは熱湯じゃないのよ。そんなとこ入れたら火傷しますから。そう言えばさっきバアサン、顔とか言ってたな。あり得ませんから。
それでもバアサン必用に勧めるので、ショーが無く手を入れる、、、
「あ熱っつー、アッつーーーーー!」
『熱くないよぉー。足入れてさする人もいるんだよ』
いないいない。
なんかまるで、若手芸人の熱湯リアクションみたい。
『じゃぁまたお出で』と言って温泉バアサンは去っていきました。
残ったわれわれ。「こりゃ無理だよね。ホントに顔洗うんだろうか」なんて言いながらもう一度試みてみる。
「熱っつー!やっぱ無理」
すると後ろから声、『熱くない!!』
バアサン帰らんのかい!!
いやぁ〜熱海には随分通っていますが、あのバアサンに会ったのは初めてだ。また同じ時間に行って見よっと♪